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楊燁
(ヨウ ヨウ)
北投の達人と文学史学挿絵作家

楊燁さんは大稲埕生まれですが、2、3歳の頃に北投に引っ越したため、幼い頃の記憶の多くは北投のものとなっています。文学・史学に関する仕事は彼にとっては仕事ではなく、もはや天職となっており、年代に沿った周囲の環境の変化や流域の分布を紹介するよりは、在地の視点からさまざまな温泉郷を紹介することを好みました。

そして北投の今昔をまとめるため、多くの時間を研究に費やし、故郷の物件を手に入れて保存してきました。また、北投を訪れる旅行者の多くは温泉に浸かると慌ただしく離れ、長時間滞在するのはごくわずかだと考えています。しかし、北投の素晴らしい場所は温泉だけでなく、歴史的価値のある日本時代の建築物、見る価値のある文化遺産が数多くあり、いずれもさまざまな物語を経て保存され現在に至っています。この歴史における古い建築物は、ぞれぞれが異なる姿を見せています。

今年の街に溶け込む探求者では、彼の視点から北投の地を眺めます。歩みを緩めて天地を感じながらお湯に浸かってみませんか。山々に囲まれ、温泉の煙が立ち込める独特の雰囲気を味わってみてください。

City Treader Project都市逆行計画

北投

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山峸二手書店
Ridge Books

山峸二手書店は書店としてだけでなく、若いクリエーターの実験基地にもなっています。どのような身分、年齢、背景であっても、この築百年になるかという赤レンガの老家屋では、一人で過ごしたり、人と交流したりと、思いのまま過ごすことができます。

書店の木製の扉を押せば、たくさんの小道具やさまざまなテーマの本が並べられた姿が飛び込んできます。冷蔵庫、オーブン、スーツケース、数々の中古道具に本が詰められている様子は非常にユニークです。ここは「有機書店」と同じように、時の流れとともに空間が変わり続け、絶えず独特な雰囲気を作り出しています。

二手書店(古書店)のすぐ後方には公演スペースがあり、小劇場、ギャラリー、マーケット、講座用スペースとして使用することができます。また、二階の小さな屋根裏部屋は漫画とレコードが置いてある秘密基地になっています。そして、建物の裏には車庫を改造したバーがあります。その小さなスペースには、多くの人が捨て去ることができない物品や家で使用しなくなった物品が置いてあり、オーナーお気に入りのアートや本と一緒になることで、物品の価値、創造された意義が維持され、生命力に満ちた空間を生み出しています。ここは楊さんのコレクションと同じように、どこもかつての息吹を感じることができます。コレクションの背後にある歴史的意義を通じ、現代の人々に啓発や過去の出来事を伝えています。

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楊燁(ヨウ ヨウ)╳北投|山峸二手書店 Ridge Books

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