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陳文文
(チン ブンブン)
霞海城隍廟六代目
管理人

陳文文さんは霞海城隍廟の六代目管理人です。また、彼女の祖先は城隍爺を台湾に迎え入れた人物です。46坪というあまり広くない場所ですが、百年にわたって現地住民の信仰の中心となっています。

霞海城隍廟に関わる事務は、陳家の「家族事業」のようにみえますが、陳さんは自身のことを「試験を受けて入った」と形容します。彼女は美しい筆文字を頼りに、毎日「某某某多少元」の文字を書き写してきたことで、廟で居場所を見つけることができました。霞海城隍廟は建廟から170年以上経ちます。社会の変化においても信仰の力を絶やさないようにするためには、若い人の心に寄り添い、若い人が何を求めているのかを把握することが大切です。陳さんは大稲埕の廟を皮切りに、コミュニティと文化を融合させ、伝統的な風俗習慣と自分たちが暮らす大稲埕を多くの人々に知ってもらうことを願っています。

今年の街に溶け込む探求者では、陳さんの視点から大稲埕地区を眺めます。百年の歴史を有する建築物と現代的な文創ショップが融合したスタイル、そして新旧織りなすエネルギーを感じてください。

City Treader Project都市逆行計画

台北

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霞海城隍廟

霞海城隍廟は台湾台北市の大稲埕地区に位置する廟であり、現地においては大切な信仰の中心の一つとなっています。また、内政部が指定する三級古跡にもなっています。廟には主神である城隍爺のほか、城隍夫人、月下老人、八司官、文武判官、范謝将軍、八将、馬使爺 、義勇公が祀られています。廟には600体以上の神像が納められており、特色の一つとなっています。

霞海城隍廟の歴史は清朝乾隆の時期までさかのぼることができます。当時の大稲埕地区では開発と繁栄により、現地の住民が廟を次々と建廟しました。そのうちの一つが霞海城隍廟です。廟の内部では、彫刻、絵画、塑像等の豊富な文化・芸術の要素を見ることができ、豊かな道教文化と台湾伝統文化が示されています。

現代においても、大稲埕の霞海城隍廟は依然として住民の大切な信仰の中心の一つとなっており、節日や特別な日には、大勢の人が参拝に訪れます。迪化街は、南北貨(乾物・缶詰等)、茶葉、布地が集まる中心地として台北でもよく知られており、旧正月を迎える時期になると、どこもかしこも人で溢れかえる年貨大街となります。大稲埕商圏にとって、最も重要な大通りです。

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陳文文(チン ブンブン)╳台北|霞海城隍廟

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