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彭仁鴻
(ホウ ジンコウ)
金魚厝邊の創設者

金魚厝邊の創設者である彭仁鴻さんは、故郷にて3つの大きな問題(老街集落の衰退、青年人口の流出、高齢者の増加)を目にしました。2015年に故郷に戻ると、現地の若者に呼びかけて第1回頭城老街文化芸術フェスティバルを開催しました。その後、帰郷創業の拠点として故邱金魚頭城鎮長の老家屋を借りました。これ以降、頭城老街文化芸術フェスティバルは継続して開催され、これをきっかけとして住民とつながり、インタラクティブな関係を確立することを望んでいます。また同時に若者の人材育成体制を整え、地方創生を実現させることを期待しています。

彭さんは現在自分で創業するため、蘭城巷弄有限公司を設立し、以前の鎮長の旧居を借り、頭城の情報ステーションやイベントスペースを目的とした「金魚。厝邊」ワークスペースを開きました。また、東呉大学兼任教師や教育広播電台「創青宅急便」の司会者としても活動しています。在学期間中に公益金として300数万元を集め、辺境地の社会サービスに投入しました。宜蘭県全国大專院校校友会理事長、宜蘭県政府青年事務委員会副召集人を務め、県政府に宜蘭青年学院の設立を促進し、県籍を有する若者が公共問題に関心を寄せるようにしました。故郷の歴史的背景や文化の発展を理解するため、町内の路地を訪れているうち、昔ながらの職人や芸術家の技術が誰にも受け継がれずに、失われるという苦境に直面していることを知りました。そこで現地の若者に呼びかけ、「頭城老街文化芸術フェスティバル」を4年連続で開催し、頭城の文化芸術の創造と伝承に力を注ぎ、老街全体の発展を推進しました。

今年の街に溶け込む探求者では、彭さんの視点を通じ、「開蘭第一城」と称される頭城鎮を旅行者にゆったりと巡ることで、誠実、純朴、真実、人文に満ちた特色ある小さな町の風情をお楽しみいただきます。何世代にもわたる、町の中の美しい記憶と心を動かす物語をじっくりと体験して観察してみてください。

City Treader Project都市逆行計画

宜蘭

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頭城金魚。厝邊

「金魚。厝邊」は頭城老街にある50年の歴史を有する老家屋であり、その持ち主は1968-1977年に頭城鎮長を務めた邱金魚氏です。2015年、故郷に戻った彭仁鴻青年は、現地の若者に呼びかけて第1回頭城老街文化芸術フェスティバルを開催しました。イベント終了後、地元年配者の勧めにより、今にも取り壊されそうな老家屋を借りました。それは「頭城の生活を知る最初の場」に位置付け、また若者が帰郷して地元の仕事に従事する際の最初の拠点となりました。かつての頭城鎮長である邱金魚氏にちなんで「金魚」と名付け、さまざまなコミュニティが交わる場となりました。また、かつての鎮長が町の人々にお茶を入れて話をしていたように、その概念を継承し、他の人と分かち合うことができる新たなきっかけとなりました。「よいお隣さん」の精神で現地の人、場所、産業をつなぎ、金魚厝邊チームが地域ブランドの魅力や特色を掘り下げ、地元の芸文活動を推し広めていきます。

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彭仁鴻(ホウ ジンコウ)╳宜蘭|頭城金魚。厝邊

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